Monthly Archives: 3月 2018

Book! Book! Miyagi@新寺こみち市 



*新寺こみち市会場風景

Book! Book! Sendai 10th 
『Book! Book! Miyagi @ 新寺こみち市』

日程:2018年4月28日(土)

時間:10:00~15:00
入場無料

会場:新寺こみち市会場
仙台市若林区新寺小路緑道~新寺五丁目公園
*Book! Book! Miyagiの会場は新寺五丁目公園

【出店者】
石巻市/石巻まちの本棚 
南三陸町/NEWS STAND SATAKE 
多賀城市/ちいさいおうち 
丸森町/スローバブックス
気仙沼市/イースト・リアス 
福島県楢葉町/岡田書店 
いわき市/阿武隈書房 
福島市/うさぎや、Books & Cafe コトウ 
東京/ブックギャラリーポポタム 
秋田/6jumbopins、のら珈琲 
仙台/RE プロジェクト、風の時編集部+3.11オモイデアーカイブ、
   メアリーコリン、古書水の森、火星の庭、
   Book! Book! Sendai

     ◇

4月28日に「本と出会える場所」を日々営んでいる方々が集まって本の市をひらきます。毎月28日に街の中心からちょっと離れた場所で定期市を開催している「新寺こみち市」との共催です。
これまでインタビューシリーズで取材してきた宮城の本の場所はもちろん、お隣りの福島県からも3店が参加。各地から個性豊かな本屋やお店がやってきます。初参加のお店が多いなか、サンモール一番丁のBook! Book! Sendaiからの常連、ポポタムと6jumbopinsも出店します!(毎回大人気でした「わめぞ」は残念ながらスケジュールの都合で不参加です。)

新寺こみち市は、宮城や隣県の農産物、海産物の生産者、パン屋さん、手仕事や生活雑貨などが数十ブース並ぶ特徴のある市です。今回合同で開催させていただくにあたって、自分たちが10年続けてきたことと通じる活動だと感じました。以下は、新寺こみち市のサイトにある文章からの引用です。

 <単なる集客イベントとしてではなく、東北の農家や漁家をはじめ、手づくり作家として身を立てる方々などの小さな商いを応援します。>
 
 <新寺小路緑道を舞台とすることで、歴史の蓄積する地域と市民との間に新しい関係を作りだし、新寺地区周辺の活性化に寄与します。>
 
 <大規模なハードを新たに整備することなく、既存の施設、これまでの歴史・文化の蓄積等、現時点で地域が有するもの・ことを効果的に、大切に活かしていくことで、地域の魅力向上、賑わい等につないでいきます。整備ではなく、活かすことで、新しい時代に向けた地域づくりのヒントを得ることを期待するものです。>

毎月多くの来場者でにぎわうこみち市。生活に必要な食べものや生活雑貨を手に取る延長で、この日は本との出会いも楽しんでいただけますよう、
ご来場を心からお待ちしております!

Book! Book! Sendai 2018 実行委員会
武田こうじ、前野久美子

      ◇

 【Link】

  新寺こみち市
  http://www.komichiichi.com


Book! Book! Sendai 10th イベントをおこないます!

Book! Book! Sendaiは2008年に結成して今年丸10年を迎えます。

これまで形や方法を変えながら、街に「本」と「人」の出会いをもっと作りたいと活動してきました。この数年は、「本」と「人」に「日常」が加わり、普段の生活の中に本があることをより大切にしていきたいと思うようになりました。また同時に、視点を仙台から宮城に広げて本のことを見つめ直すようになりました。

2018年は10周年の記念の年だし、もう一度外へ出てみようと武田さんが提案したのが昨年秋頃。
それから、今どんなイベントをやりたいだろうかと考えてきました。

まず第一弾に先日お知らせしました、3月23日に翻訳家・柴田元幸さんをお迎えして『言葉の中へ』を開催します(ご予約は満席となりました)。ご存知のとおり、柴田さんはたくさんの海外文学を日本に紹介してきた翻訳家であるとともに研究者であり、東大での教職も務められ、雑誌『MONKEY』の責任編集を継続しながら、朗読ライブをおこなうパフォーマーでもあります。震災後は、文学の学校「ただよう学び舎」へも積極的に参加されていることからも、書物と社会の関係について、並々ならぬ想いを持っていることを感じます。当日は「翻訳教室」と「朗読会」二部構成の充実した内容でお届けいたします。きっと本の中へ入っていくような体験になるでしょう。終了後は、ここにご報告をあげたいと思います。
 
そして、今後は6月までに三つのイベントをおこないます。 
Book! Book! Sendai集大成としてのイベントイヤー、そんな気持ちです。
ぜひ続報をチェックしていただき、会場へ足を運んでいただけましたら幸いです。
どうぞお待ちしております。