☆震災後に誕生した【本と出会えるスペース】
を訪ねるインタビューシリーズ、
第7回をお届けします。
お話:NEWS STAND SATAKE/佐藤知里さん、長井龍太郎さん
聞き手:Book! Book! Sendai 武田こうじ、前野久美子
2017年11月8日インタビュー
南三陸の復興商店街に『NEWS STAND SATAKE』(ニューススタンド サタケ)という、ちょっと変わったかわいいお店があります。
B!B!Sはイベントを終えてからの2年間、仙台から宮城に視野を広げ、新しくできた「本と出会える場所」を訪ねてきましたが、この『NEWS STAND SATAKE』が最後に取り上げる場所になります。
震災はたしかに、ぼくたちの「なにか」を変えたんだと思います。その「なにか」はそれぞれで、それを比べることも、声高に伝える必要もないとは思いますが、やっぱり「なにか」が変わったんだと思います。いや、変わったというより、気づいたという方が、ぼくにはしっくりくるかな・・・。その「なにか」について、B!B!Sでもいろいろ話してきたし、考えてきました。(みんな、Diaryって覚えている?)
そして、それは答えがないものだとわかって、こうして、いろんなところを訪ねて、話をしてきました。そのラストが、この『NEWS STAND SATAKE』というのは、なんか、うれしいです。
ちょっと、BB!Sから話が逸れますが、『NEWS STAND SATAKE』の佐藤知里さんは音楽もやっている方で、ぼくのポエトリーリーディング・ライブでも何度か一緒にやってもらっていて、その最初のリハの時に、バンドのメンバーに「知里先輩」と呼ばれていたので、ぼくもいつの間にかそう呼んでいました。文中でもそう呼んでしまっているのですが、その呼び方でないと・・・会話の感じが変わってしまうので、そのまま載せています。お許しください。
それでは、小さいけど、強くて、やさしくて、しっかりとした「なにか」を感じさせてくれる、『NEWS STAND SATAKE』の話を読んでいただけたらと思います。
武田
◇ ◇ ◇ ◇
前野久美子(以下:前):オープンしたのは、いつですか?
佐藤知里(以下:佐):ここができたのが、2017年の3月です。最初は父が新聞の折り込みの作業場を仮設で建てて、やっていたのですが・・・。
前:そこ、通ってきました。
武田こうじ(以下:武):あっ、さっきぼくたちが通ってきたのは、仮設商店街だったところで・・・知里先輩が言っているのは、また別で・・・自分たちで仮設のプレハブを建てたということですね。
佐:はい。
前:あっ、別の場所なんですね。
武:もともとは志津川の商店街に文房具屋さんとしてあって・・・。
前:震災前に?
佐:はい。
武:それがなくなってしまって・・・その後は、仮設のプレハブの作業場でやっていたと・・・。
佐:そうです。
前:震災の時はどれくらい被害があったのですか?
佐:自宅と店舗が流されて・・・。
前:そうなんですね・・・。
武:震災の時は知里先輩は仙台で働いていた?
佐:いや、大学生の4年生です。卒業式間近で・・・。
前:就職先は決まっていたんですか?
佐:ほとんど決まっていたんですが・・・まだ内定は出ていなくて、連絡待ちみたいな時に震災があって・・・。
前(健):ウエブで見たんですが、大学の時は建築の勉強をしていたんですよね?
佐:はい。
前:いきなりしゃべりだした・・・この人誰か、わかります?
佐:旦那さんですよね・・・。
前:そうです(笑)。
武:話が戻りますが(笑)、震災の時は仙台で・・・。
佐:バンドの練習をしていました。
前:あの時間に練習していたんですか?
佐:卒業ライブが近かったので(笑)。
武:南三陸がすごいことになっているのはわからなかったよね・・・。
佐:うーん、でも情報で10mの津波が来たって聞いて・・・これはダメなんじゃないかって思っていました。
前:ダメだっていうのは・・・。
佐:自分の家とか、街とか・・・。
武:連絡がついたのは、いつだったんですか?
佐:一週間くらい後ですかね・・・。
前:えっ・・・。
武:その一週間はとても心配だったよね・・・。
佐:そうですね・・・連絡しても、つながらなかったので・・・充電ができないとは思っていたのですが・・・。
武:そうですよね・・・だけど、ぼくたちはその頃、同じ屋根の下にいたんですよね。
佐:そうなんですよね・・・友だちのマンションに泊めてもらっていたのですが、それが武田さんと同じマンションだったんです。
前:そのときは出会ってはいなかったの?
佐:まだでしたね。知り合ってから、イベントの打ち上げで話していたら「あれ?」ってなって(笑)。
武:そうですね。まだ出会ってはいなかったですね。家族と連絡がついた時は安心しましたよね・・・。
佐:はい・・・。
前:電話?
佐:メールです。「みんな無事です」って犬の顔文字が入っていたので、犬も無事なんだなって思って。
前:犬も無事だったんだ!
武:この取材が終わったら、会いに行きます、その犬に(笑)。ミルク(武田さんの飼い犬)の友だち。
前:そうなんだ(笑)会えるんだ。
武:みんな、助かって良かったですね。けっこう、危険な状況だったんですか。
佐:父は配達をしていた時だったみたいで、間一髪だったみたいです。
武:そうだったんですね・・・。こっちに戻ってこれたのはいつですか?
佐:4月頃ですね。それまでは来る手段がなかったんです。
武:その時、家族のみなさんに会って・・・みなさんはどんな感じでしたか?
佐:うーん・・・なんとも言えないですね・・・ぽかーんとしているというか・・・。家がちょっと離れたところにグッシャとなってあったんですよ。
前:えっ。
佐:そこに行って、いろいろ取り出したりしましたね。
前:使えるものはあったんですか?
佐:それがあったんです。
武:就職は断ったんですか?
佐:いや、震災でバタバタしてしまっているからと、向こうから採用を断られました。
武:そうだったんですね・・・。
前:じゃあ、これからどうしていくか・・・考えなくてはいけなかったんですね。
佐:はい。あまり考えられなかったですけどね・・・。このまま街がなくなったら、どうしようとか思ったりもしていました。
前:こうして、その時の話を聞くと、こうしてここにいる(復興商店街に出店している)のはすごいことですよね。
佐:そうですよね。
武:ぼくが出会って、いろいろ話をするようになった頃は、「こっちに帰ってきたい」と言っていて、「それはやっぱり、震災があったから?」って聞くと「そうです」って答えていたから、あの頃はもう気持ちはかたまってきていたんだと思うんだけど・・・。
前:それが3年前?
佐:こっちに戻ってきたのが3年前だから・・・それより1年くらい前ですかね・・・。
武:そうでしたね・・・。改めて、聞くとどういう流れだったんですか?
佐:まず、父がここにお店を出すということを決めたんです。
武:ということは、ここをかさ上げして、復興商店街をつくる計画が出てきて、そこに自分たちのお店を出そうとなったんですね。
佐:はい。
前:それは知里さんをあてにしていたのかな?
佐:そうではないと思うのですが・・・。
武:戻ってきてくれたらいいな、くらいはあったでしょう?
佐:そうですね。仙台の本屋で働いていたので、本を置いたらいいんじゃないかとか、雑貨も置いてみようとか、そんな話にはなっていたので。
武:それは、戻ってきてほしかったということですよね。
前:知里さんはもともとは南三陸に対する想いはどうだったんですか?
佐:以前は戻ってきて、こっちで仕事をするというのはなかったですね。とりあえず、出ていくみたいな感じで・・・父も自営業だけど「つがなくていいから」って感じでしたね。
前:ということは、お父さんも変わったってことなんですね。
佐:そうだと思います。
武:知里先輩の中では戻ってくるのは、迷いはなかったんですか?
佐:仙台で仕事もしてきたけれど、「これがしたい」っていうのを見つけられたわけじゃなから・・・地元に帰ろうって思えてきたんです。
前:仙台では本屋で働いていたこともあったんですか?
佐:そうですね・・・ジュンク堂とあゆみブックスですね。
前:本っていうのは、もともと好きでした?
佐:子供の頃は図書館に通ったりしていました。ただ働く時は本屋で働きたいというより、いろいろ探していくうちに、本屋がいいんじゃないかと思ったんです。それで、実際に働いてみると、楽しくて・・・自分に向いているんではないかと思い始めました。
武:どういうところが楽しかったのですか?
佐:毎日、新しい本が入ってくるので、その箱を開ける時が好きだったり・・・開店前に本が並んでいるのを見るのも好きでしたし、お客さんと話をするのも好きでした。
武:そうなんですね。大きな本屋で働いていて、いろいろ覚えたり、感じたりしていたんですね。それは、きっとここでも活かされていると思うのですが・・・ここに出すって決めて、だんだん現実的になっていくわけで・・・そうした中、自分のやりたいことをお父さんと話したりはしたんですか?
佐:父は大体の構想を練っていて・・・。
前:どんな構想だったんですか?
佐:新聞の作業場を昼間は解放して、お茶を飲めるようにするとか、新聞社が出している震災関係の本を並べたり、とかいろいろ考えていましたね。
前:お父さんはもともと新聞関係のお仕事だったんですか?
佐:父はやっていなくて、知り合いが新聞関係の仕事をしていたんです。だけど、震災の時に辞めることになって、父が引き継いだんです。
武:もともとは文房具屋さん。
前:あぁ、そうか。本屋ではなかったんですね。
佐:はい、教科書とかドリルは扱っていましたが。
前:なるほど。
佐:創業したのは、私のひいおじいさんです。お米も売っていました。
前:ひいおじいちゃんから、商売人なんですね。
佐:はい。
武:ということは・・・さっきの質問の答えとしては、ここに新聞の折り込み場を作って、昼はカフェになって、コーヒーが飲めて、本も売っていて、というのを揉めることなく決めていったんですね。
佐:はい。
前:ここは賃貸なんですか?
佐:はい。
武:ここは10年契約なんですよね?
佐:そうですね。
武:この取材の中ではだいたい聞いているんですが、前野さんのブックカフェ開業講座(2015年石巻まちの本棚にて開催)を受けているんですよね。その時、気持ちは固まっていた時期だったんですか?
佐:あの時は・・・もう、こっちに帰ってきて、やろうと思っていた時ですね。
前:あの講座・・・後半はワークショップといって・・・みんなでお店の見取り図とプランを書いてもらうというのがあったのですが・・・わたしはその時知里さんを知らなかったのだけど、一番いいなと思うプランが知里さんのでした。すごく面白いと思ったんです。なので今回お伺いできるのが楽しみでした。
武:へぇー、そうだったんですね。知里先輩は実際、受けてみて、どうでしたか?
佐:考えが深まったし、実際に「イイ」と言ってもらえて、うれしかったですね。
武:お店に関して聞きたいことが、2つあって・・・1つは本屋と雑貨を置くお店として立ち上げて、半年くらい経って(取材時は2017年11月)どうだったかな?っていうのと、やっぱり、ここ・・・復興商店街にあるっていうのは、どうなのか・・・お客さんも一見さんが多いと思うし・・・その辺りは聞きたいんですよね。
前:観光客が多そうだもんね。
佐:はい・・・観光客が8割くらいですね。
武・前:あぁ。
武:お客さんはこの商店街に来て、基本、海鮮丼とかを食べていくわけですよね。
佐:そうですね。それが目当てですね。
武:その人たちがここに寄っていくわけですか?
佐:うーん、ここは場所がちょっとメインのところとはちがっていて、いきなり、ここに入っては来ないんです。(駐車場に面していて、商店街の入り口にある)
武:まずは、素通りしていくわけですね。
佐:そうですね、まずはみなさん、中に入って行きます。
前:導線がそうなっちゃっているんですね。この場所になったのは希望だったんですか?
佐:はい。夜中、トラックが来て、新聞を運ぶので、駐車スペースに面していないとダメだったんです。
前:あー、そうかぁ。
前(健):その作業に、ここを使っていると。
佐:そうですね。このテーブルも作業ができる高さになっているんです。
前:そうなんですね。特注ですか?
佐:父が作りました。
前:えー、すごい。
佐:壁にも新聞が入っているんです。
前:うわぁー、ほんとだぁ。
武:すごいねー。
佐:ありがとうございます。
武:ここに来る方たち・・・本を手にとってくれるのかな?
佐:そうですねぇ・・・本はここじゃなくても、手に入れることができるものなのですが・・・ここで手に入れたいと思ってくれる方もいますね。なので、ここで買いたいと思わせたいのと、地元でつくっているものもあるので、そういうものを紹介していきたいと思っていますね。
武:オリジナルの雑貨なども多いですよね。
佐:そうですね。その辺りは反応がいいですね。
武:カフェの利用はどうですか?
佐:うーん・・・。
武:来てみると、けっこうコーヒー飲めるところありますもんね。
佐:そうなんですよね・・・混む時はすごいんですが、サッーといなくなったり・・・やっぱり、観光バスで来ている方が多いので・・・時間が決まっていたりするので、ゆっくりしていくというのは難しいというのがあるんだと思います。
前:そうかぁ。そういうのがあるんですね。観光バスで来るみたいのは、今でもけっこうあるんですか。
佐:そうですね、ありますね。企業の研修で来たりとか。
前:修学旅行とかもありますか?
佐:そうですね、あります。
前:今もそういうのはあるんですね。
佐:もうちょっと、地元の人に来てほしいというのもあるんですが・・・。
武:そうですよね・・・。
佐:地元の人に話を聞くと・・・まだ、この商店街自体に来たことがない人がいたりするんです。
武:そうなんですね、混んでいる印象があるのかな?
佐:そうだと思います。なんにしても、今は観光客メインで考えられていますからね。
武:そうですよね。
前:南三陸には、本屋はあるんですか?
佐:ないんですよね・・・。帰ってきて「本屋がなくなってしまった」と思って・・・。
武:そういう意味でも、ここが知ってもらえるといいですよね。
佐:はい。古本もちょっとですが、置いているので・・・定期的に棚を見にきてくれる人もいます。
前:それはいいですね。
武:さっき見たんだけど、店頭にお店の案内みたいなものが貼ってあったんですが、あれは毎月くらいで出しているんですか?
佐:あれは、余裕がある時です(笑)。
武:そうなんだ(笑)。そこに書いてあったんだけど、古本市やったんですよね?
佐:はい。やりました。お店の前に本棚を置いて、在庫を増やしてやってみました。
武:どうでしたか?
佐:けっこう、見に来てくれる人がいて・・・売り上げはそこまでじゃなかったけど、毎月やってもいいかなと思いました。
武:いいですね。少しずつ、イベントなども考えていく感じですね。実際、やってみて、半年経って、自分が考えてきた感じでやれているんですか?
佐:充実はしていますね。いっぱいいっぱいですけど(笑)。
前:飲食もやっているとねー、時間取られますよね。
佐:はい。
武:ブックブックのこのサイトで出会ってきた人たちは、いい意味で、自分のペースでやる人たちなんですね。そんな中、知里先輩は観光客を相手にしていくということで、自分のペースではできない・・・その忙しさが大変でもあり、やりがいでもあるのかなと思いますがどうでしょう?
佐:そうですね・・・たまに思うのは、ここじゃなく、なにもないところにポツンとあったら、どうだったのかな、と。今と全然ちがうのかなと・・・商店街の中にあるからやっているのかなと。
武:正直・・・ここじゃなかったら、まだ出していないと思うな(笑)。いつまでに出さなきゃってなって、一気に進んだというか。
佐:そうですね。最後の一か月くらいで一気にやったんですよね。3月3日にオープンって決まっていたので。
前:オープン日が決まっていたんですか。
佐:はい。さんさん(3月3日)、なんです。ほんと、準備が大変でしたね。
武:でも、それを必然と思えるからイイんだと思いますよ。この商店街の中でもちゃんと個性を出せているし。
前:雑貨の品揃えがいいですよね。オリジナルものも多いし。
佐:ありがとうございます。
武:最後に知里先輩は将来的な目標みたいのってありますか?
佐:やっぱり、もうちょっと地元の人に来てもらいたいから、イベントやワークショップ、ライブみたいなものをやっていきたいですね。
前:子ども向けの読みきかせとか、いいですよね。
佐:やりたいです。
武:あと、ぼくたちもライブ、やらなきゃですね(笑)。
佐:そうですね(笑)。
そして、ここでお店を一緒にやっている彼氏・パートナーの長井龍太郎さんにも登場していただきましょう!
武:このお店をやるってなった時は、どう思いましたか?
長井龍太郎(以下:長):あっ、やるんだぁって感じでした。
武:最初は自分に関係することだと思っていましたか?
長:思っていなかったですね。誘われていなかったので(笑)。
武:佐藤家のこと、みたいな(笑)。
長:そうです。
武:どういう話から、一緒にやっていくことになっていったんですか?
長:そうですね・・・ぼくは石巻に住んでいて、石巻で仕事もしていて・・・武田さんも一度来てくれたことありましたよね?
前:そうなの?
武:そう、行ったことある。花とかお茶とかつくっていたんですよね。
長:そうです。
武:すごい、しっかりやってて・・・花とかお茶の話をいろいろしてくれたのを覚えています。
長:そうでしたね。それで・・・こうして、今は南三陸なので・・・石巻や南三陸で仕事をしていると「復興のこととか考えて、ここで仕事しているの?」って言われるのですが、ぼくはそういうことを考えたことはなくて・・・家も壊れたけど、直したし、そこで仕事もあったので、それが自分にとって普通だったんです。そんな中、ぼくはちいと暮らしたくて・・・。
武:ちいって知里先輩のこと。(前野さんに)
前:了解(笑)。
長:そのためにはこの街に来なくてはいけなかったんです(笑)。
前:なるほど(笑)。
長:「内装とか、誰がやるの?」って聞いたら、「まだ決まっていない」ってことだったので、自分の親父ができるので、一緒にやったりして、いつの間にか、ここにいましたね。
武:じゃあ、正式に誘われた、とかの記憶はなしですか?
長:そうですね・・・ちいがコーヒー屋さんやるのに、コーヒーが飲めなくて・・・。
武:そうだったの?
佐:そうですね、あまり飲んでいなかったですね。
前:それで、カフェは自分が担当すると。
長:はい。コーヒーに関しての仕入れとかもやって、内装もやって・・・そういう流れで、ここにいることになったんです。
武:そうだったんですね。必然的な流れだったんですね。
長:はい。前の仕事・・・花やお茶をつくったりするのも、やりがいがあって良かったんですが、ずっと続けていく中で、いろいろ思うことも出てきて、そのタイミングでこうなっていったんだと思います。
前:今って何歳?
長:27です。
前:若いー!
長:ぼくたちがこの商店街で一番年下です。
前:早い開業になったんですね。
長:そうですね、毎日が大変です。
武:大変だけど、楽しい?
長:そうですね。やってから、いろいろ見えてくることもあって、そこからやりたいことも出てくるので。
武:なんか、すごいマスター感が出ていますよ(笑)。
長:ありがとうございます(笑)。
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