Category : Book! Book! Sendai 2018

Book! Book! Sendai 10th


        イラスト:松下さちこ

街に「本」と「人」の出会いをもっと作りたいと活動して丸10年。
Book! Book! Sendai10周年の年に活動の集大成としてイベントをおこないます。
いつもと違う本との出会いを探しに、街へ出かけてみませんか?

 

Book! Book! Miyagi@こみち市

2018年4月28日(土)

毎月28日に新寺界隈でにぎわう「新寺こみち市」と合同で本の市をひらきます。
宮城、福島、東京、秋田から個性豊かな本屋やショップ、コミュニティースペースが集まります。地域にとけ込む定期市と一緒に、生活に必要な食べものや生活雑貨を手に取る延長で、この日は本との出会いも楽しんでいただけますよう、ご来場をお待ちしております。

2018年4月28日(土)
時間:10:00~15:00
入場無料
会場:新寺こみち市会場
仙台市若林区新寺小路緑道~新寺五丁目公園
*Book! Book! Miyagiの会場は新寺五丁目公園。仙台駅より歩いて10分。
新寺こみち市 http://www.komichiichi.com
*駐車場の案内については上記のサイトをご覧ください。

【出店者】
石巻まちの本棚(石巻市) 
NEWS STAND SATAKE(南三陸町) 
ちいさいおうち(多賀城市)
スローバブックス(丸森町)
イースト・リアス(気仙沼市) 
岡田書店(福島県楢葉町) 阿武隈書房(いわき市) 
うさぎや、Books & Cafe コトウ(福島市) 
ブックギャラリーポポタム(東京)
6jumbopins、のら珈琲(秋田)
RE プロジェクト、風の時編集部+3.11オモイデアーカイブ、
メアリーコリン、古書水の森、火星の庭、Book! Book! Sendai(仙台市)

こちらはBook! Book! Miyagiの会場となる新寺五丁目公園です。
土の地面で木陰が多く、都市の真ん中にポッカリ空いた気持ちのいい空間です。
どうか晴れますように!!(雨天決行します)

 

◇    ◇    ◇   

 

座談会

『この街の10年 
お薬師さんの手づくり市×泉マルシェ
×Book! Book! Sendai』

2018年6月6日(水)19:00~21:00

 

出演者:お薬師さんの手づくり市/佐藤正記、西大立目祥子
泉マルシェ/吉田久美子
Book! Book! Sendai/武田こうじ、前野久美子
会場:book cafe 火星の庭
参加費:500円 予約優先
予約申込先 info@bookbooksendai.com

薬師堂の「お薬師さんの手づくり市」、
地下鉄泉中央駅の「泉マルシェ」、
そしてBook! Book! Sendai。
この3つはちょうど10年前に始まりました。同じ時期に始めただけではない相違点・・・三者で集まって話をしたらおもしろいのではないかと考えました。
自分たちのイベントのこと、続けてきたなかで感じていること、地域の人たちとどう関わってきたのかなど、
思う存分話ができたら「なにか」が見えてくるかもしれません。どうぞお気軽にご参加ください。

 

◇    ◇    ◇  

 

「trip to zine ~zineへの旅~」展
-1960年代から現在までの日本のzine-

2018年6月14日(木)~7月16日(月)

時間:9:00-21:30 年中無休
会場:多賀城市立図書館 3階ギャラリー
多賀城市中央2丁目4-3 多賀城駅北ビル A棟
電話 022-368-6226

zine(ジン)は、ミニコミ、アーティストブック、リトルプレス、同人誌など、様々に呼ばれる個人や有志によって作られた小部数の出版物をさします。近年、zineへの関心は高まっていて、ニューヨーク、フランス、台湾、韓国、東京など世界各地でzineのイベントが開かれています。なぜこれほど人を惹きつけるのでしょうか。

本展は『日本のzineについて知ってることすべて』に掲載されているzineを中心に、1960年代から2010年代までに発行されたzineを年代順にセレクトして紹介。
会場内にzineライブラリーを開設し、東北のzine、世界のストリートペーパーも合わせて紹介いたします。会期中には『日本のzineについて知ってることすべて』編著者のばるぼらさん、野中モモさんが来館しトークも開催。この機会に多種多様なzineの魅力、形、あり方に触れてみませんか。

 

トーク「日本のzineについて100分で話すことすべて」
2018年6月23日(土)14:00~16:00
出演/ばるぼら、野中モモ

会場:多賀城市立図書館
参加費:無料
申し込み方法:ご予約は図書館1階カウンターにて直接受付させていただきます
または info@bookbooksendai.com までメールでお申し込みください

ばるぼら/ネットワーカー、古雑誌蒐集家、周辺文化研究家。
著書に『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』『ウェブアニメーション大百科』(共に翔泳社)、
『NYLON100%』『岡崎京子の研究』(共にアスペクト)、赤田祐一との共著で『消されたマンガ』(鉄人社)、
『20世紀エディトリアル・オデッセイ』(誠文堂新光社)がある。

野中(のなか)モモ/文筆・翻訳業。オンライン書店「Lilmag」店主。
著書に『デヴィッド・ボウイ 変幻するカルト・スター』(筑摩書房)。訳書にレイチェル・イグノトフスキー
『世界を変えた50人の女性科学者たち』(創元社)、ダナ・ボイド『つながりっぱなしの日常を生きるー
ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの』(草思社)、アリスン・ビーブマイヤー『ガール・ジン
「フェミニズムする」少女たちの参加型メディア』(太田出版)など。

電車:JR仙石線 多賀城駅北口から徒歩1分(JR仙台駅から多賀城駅まで電車で約20分)
車:多賀城ICまたは仙台港北ICより10分
駐車場:市営駐車場あり

企画:Book! Book! Sendai
共催:多賀城市立図書館 
協力:誠文堂新光社  Cyg art gallery


Book! Book! Miyagi@新寺こみち市 



*新寺こみち市会場風景

Book! Book! Sendai 10th 
『Book! Book! Miyagi @ 新寺こみち市』

日程:2018年4月28日(土)

時間:10:00~15:00
入場無料

会場:新寺こみち市会場
仙台市若林区新寺小路緑道~新寺五丁目公園
*Book! Book! Miyagiの会場は新寺五丁目公園

【出店者】
石巻市/石巻まちの本棚 
南三陸町/NEWS STAND SATAKE 
多賀城市/ちいさいおうち 
丸森町/スローバブックス
気仙沼市/イースト・リアス 
福島県楢葉町/岡田書店 
いわき市/阿武隈書房 
福島市/うさぎや、Books & Cafe コトウ 
東京/ブックギャラリーポポタム 
秋田/6jumbopins、のら珈琲 
仙台/RE プロジェクト、風の時編集部+3.11オモイデアーカイブ、
   メアリーコリン、古書水の森、火星の庭、
   Book! Book! Sendai

     ◇

4月28日に「本と出会える場所」を日々営んでいる方々が集まって本の市をひらきます。毎月28日に街の中心からちょっと離れた場所で定期市を開催している「新寺こみち市」との共催です。
これまでインタビューシリーズで取材してきた宮城の本の場所はもちろん、お隣りの福島県からも3店が参加。各地から個性豊かな本屋やお店がやってきます。初参加のお店が多いなか、サンモール一番丁のBook! Book! Sendaiからの常連、ポポタムと6jumbopinsも出店します!(毎回大人気でした「わめぞ」は残念ながらスケジュールの都合で不参加です。)

新寺こみち市は、宮城や隣県の農産物、海産物の生産者、パン屋さん、手仕事や生活雑貨などが数十ブース並ぶ特徴のある市です。今回合同で開催させていただくにあたって、自分たちが10年続けてきたことと通じる活動だと感じました。以下は、新寺こみち市のサイトにある文章からの引用です。

 <単なる集客イベントとしてではなく、東北の農家や漁家をはじめ、手づくり作家として身を立てる方々などの小さな商いを応援します。>
 
 <新寺小路緑道を舞台とすることで、歴史の蓄積する地域と市民との間に新しい関係を作りだし、新寺地区周辺の活性化に寄与します。>
 
 <大規模なハードを新たに整備することなく、既存の施設、これまでの歴史・文化の蓄積等、現時点で地域が有するもの・ことを効果的に、大切に活かしていくことで、地域の魅力向上、賑わい等につないでいきます。整備ではなく、活かすことで、新しい時代に向けた地域づくりのヒントを得ることを期待するものです。>

毎月多くの来場者でにぎわうこみち市。生活に必要な食べものや生活雑貨を手に取る延長で、この日は本との出会いも楽しんでいただけますよう、
ご来場を心からお待ちしております!

Book! Book! Sendai 2018 実行委員会
武田こうじ、前野久美子

      ◇

 【Link】

  新寺こみち市
  http://www.komichiichi.com


Book! Book! Sendai 10th 第一弾 アートノードTALK  翻訳家・柴田元幸の朗読&レッスン『言葉の中へ』

Book! Book! Sendaiは、
2008年に活動を開始して今年で丸10年になります。
この2年は大きなイベントは行なわず、
宮城に新しくできた本のある場所を訪ねて話を聞き、
その内容をブログに載せて紹介することを主な活動
にしてきました。(記事一覧は→★こちら★
今年は記念の年でもあるし、
久しぶりに街へ出てイベントをいくつか行うことにしました。

その第一弾が柴田元幸さんの朗読&翻訳レッスンです。
たまたま柴田さんのイベントプロデュースをされているignition galleryの
熊谷さんから、柴田さんの朗読会を火星の庭でひらきませんかとお誘い
いただき、それならばBook! Book! Sendaiの企画として
アートノードと連携して開催したいと思いました。
その後話はトントンと進み、ようやく皆さんにお知らせができます。
熊谷さんのお話では、
柴田さんがマイクなしでも声が届くくらいの小さいスペースがご希望と
いうことで、狭い会場で申し訳ないですが、
ご参加希望の方はどうぞお早めにお申し込みください。
朗読、レッスンともに仙台ではなかなか体験できないこの機会、
どうぞお待ちしております。

    ◇

アートノードTALK
翻訳家・柴田元幸の朗読&レッスン
『言葉の中へ』




    ★クリックで拡大表示します★

【日時】
2018年3月23日(金)開場は各15分前
第一部「翻訳教室~英語と日本語のあいだに~」18:00~19:30
定員:15名さま

第二部「朗読会~生身の声に耳を澄まして~」20:00~21:30
定員:40名さま

【場所】book cafe 火星の庭  http://www.kaseinoniwa.com

【料金】一部2700円/二部2000円 1ドリンク別
     * 一部と二部の両方参加の方は500円引き

【お申込み方法(メールのみでの受付です)】

   ご氏名
   ご参加を希望する時間帯をお選びください。
     一部「翻訳教室」
     二部「朗読会」
     一部&二部「翻訳教室と朗読会」
   お電話番号
   人数
   を、下記予約先までメールでお知らせください。
         *翻訳教室のテキストはお申込み後にお送りいたします。

  ──────────追記です!!──────────
  ★ 第二部の朗読会は、ご予約で満席となりました。
  ★ 第一部の翻訳教室は、まだ少しお席ございます。
  ──────────────────────────────

【予約先】book cafe 火星の庭 
     kasei★cafe.email.ne.jp(★を@に変えて)

ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザーなど、
現代アメリカ文学を数多く翻訳し、私たちに紹介してくれている翻訳家の柴田元幸さん。

柴田さんの翻訳を読んで、これまでの翻訳作品とはどこか違うなぁと感じた人も
多いのではないでしょうか。
その理由はおそらく、柴田さんが英語を日本語にただ移し替えているのではなく、
英語の中に入って翻訳しているからではないかと思います。さて、英語の中に入るとは。

今回、柴田さんには「翻訳教室」と「朗読会」を行って頂きます。

この2つのイベント、
“翻訳”をとおして、世界と自分の両方を豊かに更新するきっかけになればと思っています。

【イベント紹介】

第一部『翻訳教室』は、柴田さんの著書『翻訳教室』(朝日文庫)と同じように、
参加者があらかじめ提出した翻訳に基づいて行なうワークショップです。

課題として原文テクストを出すので、締め切りまでに翻訳して提出してください。
提出者全員の訳文を柴田さんが添削して返します。
当日は提出された訳文を元に、原文のニュアンスや文体を考えながら、
単語一つ一つを取りあげてどう訳すべきか、
参加者全員でディスカッションしていきます。
課題の提出は必須ではなく、ディスカッションのみの参加も可能です。

第ニ部『朗読会』は、文芸誌『MONKEY』を主に取りあげます。
語られる生身の声に耳を澄ます時、
その作品がいつどこで書かれたかは関係なくなり、今の物語になります。
柴田さんの朗読はまるで音楽のようで、
それはおそらく柴田さんが文章を聴くものとして捉えているから。
作家の息づかいやリズムに耳を澄まして翻訳されているからこそ、
それを声にした時、意味を超えた何かが響いてくる。
物語とはどういうものか、あらためてご体感ください。

【柴田元幸さんプロフィール】

翻訳家、東京大学文学部名誉教授。
ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、
スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソンなど、現代アメリカ文学を
数多く翻訳。2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(新潮社)
で日本翻訳文化賞を受賞。
最近の翻訳に、ジャック・ロンドン『犬物語』(スイッチ・パブリッシング)や
レアード・ハント『ネバーホーム』(朝日新聞出版)、
マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』(研究社)など
編訳書に、レアード・ハント『英文創作教室 Writing Your Own Stories』(研究社)
などがある。
文芸誌『MONKEY』、および英語文芸誌 Monkey Business 責任編集。
2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。

【企画運営】
Book! Book! Sendai  http://bookbooksendai.com

【主催】
せんだいメディアテーク  http://www.smt.jp

【協力】
ignition gallery  http://ignitiongallery.tumblr.com