Monthly Archives: 6月 2018

座談会「この街の10年」 お知らせ

座談会「この街の10年」
出演:お薬師さんの手づくり市/佐藤正記、西大立目祥子
泉マルシェ/吉田久美子
Book! Book! Sendai/武田こうじ、前野久美子
会場:火星の庭
時間:19時~21時 参加費:500円 予約優先
予約お申込先 info@bookbooksendai.com

明後日に向けて。武田。

B!B!Sをはじめて10年。始める時はどうなるかわからなくて、かなり怖かったのですが(笑)、なんとか続けてきました。怖かったというのは、ぼくが基本的に一人で活動していたから・・・誰かと、なにかを、やっていくことに必要以上に警戒していたのだと思います。で、その誰かと、なにかを、というのを自分たちのやりたいこと、やるとどうなるんだろうなぁと思うことに重ねたり、ズラしたりしながら、やってきた10年だったんだと思います。
もちろんすべてが正解ではないし思い出すと・・・微妙だったものもあるし、逆に自分たちの予想以上に反応があったり、楽しかったりしたものもあります。そんな感じでその都度、誰かと、なにかを、やってきたわけですが、やっぱり「なにか」が変わったのは震災の時からだったと思います。
その「なにか」はほんと、いろいろなので、一言では書けないのですが、できることとできないことがわかってきたというか・・・できることを実際にやることの意味を、さらに考えるようになってきたというか・・・。できることを話したり、実現していくことは、誰かと、なにかをやるうえでわかりやすいのですが、できないこと・・・なんでできないのか、やりたくないのかを話したり、考えたりすることは難しいから、やはり立ち止まることも増えたような気がします。

そんな中、同じ街のイベントとして、ずっとファンだったし、仕事としても関わらせてもらってきたのが、手づくり市(こみち市)と泉マルシェです。ぼくたちが立ち止まったり、試行錯誤している間も当たり前に続いていて、いつも盛り上がっているこの2つのイベントを同期のように語るのは恐縮ですが、同じタイミングで始まったこの2つのイベントとB!B!Sについて、改めていろいろ話をしてみたいと思いました。
と言っても、いつも会っていて、いつもいろいろ話をさせてもらっているので、改めて集まるのが逆に緊張して、ちゃんと話せるのかなぁと心配になったりもしますが、この3つは、すべてにおいてちがうので、「なにか」を探っていくには、ゴールを作らずに話していくしかないと思っています。
B!B!Sはこの2年、イベントを休んで、サイトに「本と出会える場」を載せてきました。今年はそれを一冊の本にしたいと思っていますが、基本的に取材はぼくたちだけで行っていました。6日の企画もその本に載せたいと思っていますが、今回はギャラリーのいる場で話をして、載せたいと思っています。
なので、よければ、そこに立ち会ってもらいたいです。そして、みなさんにも「なにか」を、それぞれ感じてもらえたらと思っています。よろしくお願いします。