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ABOUT
Book! Book! Sendaiとは

本の魅力、読書をする時間の大切さを考え、伝えていくことを目的に、本好きなメンバーが集って、2008年8月に発足しました。
2009年から2015年までは、「6月の仙台は本の月」をキャッチフレーズとして、毎年6月に『一箱古本市』やトークイベント、講座などのイベントを企画してきました。また、2013年から2015年は「街のイベントを、本を読むように見せていけたら」という少々無謀な企画として、フリーペーパー『Diary』を隔月刊で発行しました。

2016年からは、イベントなどの活動をお休みして、あらためて、最初のテーマであった「街で本と出会う」ことに向き合い、「いま、街で起きていることを調べ、伝えていこう」と、本のあるスペースを訪ね、サイトで発表してきました。そして、活動10年をまとめた冊子『本があるから』を2018年に刊行しました。

そこから、ちょっと時間が空きましたが、ふたたび、自分たちにできることはなにか、いま、自分たちがやりたいことはなにかを考え、2025年動き出していくことになりました。

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「せんだい本の生活史」とは

宮城・仙台に暮らしている方たちの本棚を訪ね、その方たちの暮らしや仕事、活動においての読書の影響を探っていきます。本の知識やその量を紹介するのではなく、生活の中で本がどのような存在としてあるのか、一人一人の個人的なお話をお聞きします。
さまざまな人と本の関係が並んでいくことで、自分たちの街がどのように浮かび上がっていくのか。本と人と街の結びつきが見えていったらと思います。さらに、本屋から旅立った本がその後、持ち主の生活のなかでどのような時間を過ごしているのか、そんな本の視点に立った「本の生活史」が見えてくることを期待して活動をはじめます。

リトル東京といわれる仙台はローカルが見えにくい街であり、コモディティ化は、若者流出や人口減少等にもつながっていると言われています。また、現在はさまざまな情報があふれ、ライフスタイルにおける楽しみ方や、社会に対しての関わり方も人それぞれになっていると思われます。と同時に、それぞれが自分の目の前のことに囚われ、コミュニケーションをとることが難しくなっていると言われてもいます。そうしたことに、向き合うために、わたしたちらしく、できることを考え、この企画を少しずつ形にしていけたらと思いました。
このサイトに来てくれたあなたに、いつもとはちょっとちがうコミュニケーションが生まれたら、うれしく思います。

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2026年からのこと

このサイトでは、これからも、みなさんの本と街の話を聞き、そこから、ひとりひとりの大切な「なにか」が浮かび上がってくるものにしていきたいと思っています。Book! Book! Sendaiは、2028年で活動20年になります。その時には、ここに載せたものをまとめて、本にできたらと思います。