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本棚通信 - なんとなく、つづき。

なんとなく、つづき。

カテゴリ : 
武田こうじ
執筆 : 
koji 2009-4-25 11:28
さて、前回に引き続き、ゴールは見えないけど、書いてみようと思うので、付き合える方は、よろしくお願いします。

前回は、なぜ「本」なのか、それを考えなくては、ということで書いてみた。もちろん、それはある側面だけということになるだろう。
そう「本」というのは、とても大きく、漠然しているテーマである。

実際、この活動を通して、いろいろ「本」や「本」に関する現場に出会ってきたけど、そこに行って、いつも思うのは、「まだまだ読んだことのない本って、たくさんあるんだなぁ」という、あまりにも当たり前すぎる感想だ。時には、自分の知らないことの多さに圧倒されて、怖くなってしまうことさえある。

だけど、だけど、である。その一見当たり前のその感じを、僕は、伝えていかなきゃと思うのだ。

僕みたいな生き方をしている人は稀だと思う。だって、僕は自分の本(詩集)を出すのが夢だと、ずっと言ってきた人間なのだから。
そこには、いつも「それをして、どうなるの?」とか「どうやって、生きていくの?」とか、そんな意見が付きまとう。
もちろん、僕も当たり前に暮らしたいし、お金も必要だと思うけど、それよりも大切なものがある、というのを知ってしまった以上、それを無視して、生きてはいけないと思った。

「じゃあ、お金よりも大切なものって、なぁに?」学校とかで、詩を読んでいると、必ず子供たちから出る質問だ。
それは、改めて、答えるとちょっと恥ずかしいけど、「感動」だと僕は思っている。
どんなに豪華で贅沢なものに溢れていても、心が動かなければ、どうしようもない。

「まだまだ読んだことのない本」それは「まだまだ、これから出会える自分」ということで、それは新しい感動...もしくは、自分の中にあるのに、まだ気づいていない感動、なのだと思う。

いつからか、僕たちは、とても忙しくなってしまった。
まるで、そうじゃないといけないと誰かに決められたように、毎日を駆け抜けていかなければならない。

なので、ちょっと立ち止まって、ゆっくり空でも見ましょうや。
そんな贅沢な時間を、あなたが過ごすことができるなら、きっと「本」はとても心強い味方になってくれると思うから。

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