11月20日付けで『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)が発売されました。Book! Book! Sendai も20ページにわたって詳しく紹介されています。
著者の南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)さんは東京在住のライターで、一箱古本市の発案者です。Book! Book! Sendai でも、トークショーにご出演いただく等たいへんお世話になっています。本が果たす、人をつなぐ役割に注目した貴重なレポートです。ぜひご一読ください。
佐藤純子ブログへ
http://flat.kahoku.co.jp/u/junko/QilZ4BjtpwNFgYHof29G
「マゼラン」ブログへ
http://blog.magellan.shop-pro.jp/
「火星の庭」「庭番便り」へ
http://www.kaseinoniwa.com/
南陀楼さん関連ページへ
http://www.kobunsha.com/special/hitohako/
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/
Book! Book! Sendai「街を本と歩こう」
今年、仙台市は市制120周年、それを記念して出版された『仙台地図さんぽ』と仙台の文化を伝えてきた『仙臺文化』の貴重な資料を展示。
出版の歴史と文化を伝え、これからの街を考えます。
● 「仙台地図さんぽ」「仙臺文化」の資料展示
● Book! Book! Sendai プロデュース 古本市
■主催/杜の都を本の都にする会
■日時/9月4日(金)〜8日(火)10:00〜20:00(最終日17:00)
■会場/クラックス4階特設会場
http://www.kurax.jp/access/index.html
8つの主催企画、2つのコラボ企画、30の参加企画!

2009年6月1日(月)〜30日(火)
2009年6月の1ヶ月にわたって、
本を語る、学ぶ、作る、遊ぶ、演じるなどの
イベントを開催します。
街のあちこちで本と出会う、6月の仙台は本の月。
◆ 全日程を終了いたしました ◆
◆ 主催企画・コラボ企画 内容一覧 ◆
◇ 一箱古本市 in サンモール一番町
◇ 古本屋起業講座
◇ 「折り本をつくる」製本講座
◇ 「仙台本の博覧会 センダイボンパク」
◇ 太宰治生誕100周年記念 一人語り「きりぎりす」
◇ 「私のブックカフェをつくろう」ブック・カフェ講座
◇ いがらしみきお×塩山芳明トークイベント
◇ 小さなブックデザイン展
Book! Book! Sendai コラボ企画
◇ 古本縁日 in 仙台 〜「わめぞ」の古本・雑貨市〜
同時開催:武藤良子原画展
◇ 小冊子と紙モノたち
Book! Book! Sendai 参加企画
◇「Book! Book! Sendai」@カフェ・雑貨・ギャラリー(10件)
ノワイヨ/坐 Cafe/美術カフェ ピクニカ/cafe haven't we met/SENDAI KOFFEE CO./カフェ ひつじ屋/GALLERY ECHIGO/書本&cafe magellan(マゼラン)/メリーメリークリスマスランド メリーズセレクション/Milk Tea House
◇「Book! Book! Sendai」@新刊書店(8件)
ジュンク堂書店仙台ロフト店/NADiff bis/絵本と木のおもちゃ横田や/丸善仙台アエル店/紀伊國屋書店仙台店 イベントコーナー/こどものほんのみせ ポラン/ブックスみやぎ/ジュンク堂書店仙台店
◇「Book! Book! Sendai」@文化施設(11件)
東北福祉大学 芹沢けい介美術工芸館/せんだい演劇工房 10box/宮城県美術館/石ノ森萬画館/ふれあいエスプ塩竈/長井勝一漫画美術館/仙台文学館/ビルドスペース/宮城県図書館/仙台市民図書館/仙台市歴史民俗資料館/仙台市天文台
◇「Book! Book! Sendai」@出版物(1件)
『Kappo 仙台闊歩』
◆ 全日程を終了いたしました ◆
いがらしみきお×塩山芳明 トークイベント
「漫画家vs編集者 出版業界最底辺を語る」
《日時》6月26日(金) 19:00~20:30
《会場》市民活動シアター(「仙台市市民活動サポートセンター」地下)
《入場料》2,000円
《内容》
いがらしみきお(漫画家)さんと
塩山芳明(漫画編集者)さんによるトークショー。
司会は南陀楼綾繁(編集者/ライター)さんです。
Book! Book! Sendai 2009で行うトークイベントはこれのみ。
トーク企画は意外とむずかしいのだ。でもこの3人ならおもしろいこと
は間違いない、と思っていた。定刻通り19時に、いがらしみきお <http://www.bonobono.jp/> さん、
塩山芳明 <http://park22.wakwak.com/~mangaya/> さん、司会の南陀楼綾繁 <http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/> さんがステージに登場。
南陀楼さんが「ぼのぼの」ファンの親子連れとかいたらちょっとやばい
話がでるかもしれません、と前振りする。
いがらしさんが今年漫画家生活30周年で、いままであまり人前に出な
かったが、今年はテレビやサイン会などいろいろなことに挑戦していて、
このトークも漫画家生活30周年記念事業の一環です、とのっけから笑い
をとる。
いがらしさんはデビュー当時、塩山さんが編集するエロ劇画誌に漫画
を描いていた。そのころたいへんな劇画ブームだったという。
当時のいがらしさんのインタビューが載った雑誌のコピーを来場者全
員に配って、その話にまたまた大笑い。いがらしさん、かなりのパフォ
ーマーです。
後半に塩山さんが撮影した自宅から仕事場までのビデオを上映。塩山
さんは群馬県から東京の事務所まで毎日、新幹線通勤しているのだ。の
どかな田園風景から、都心になると画面がブレブレ。しかし妙にかっこ
いい。生原稿から雑誌に載るまでの手順も紹介されて、おもしろかった。
いがらしさんと塩山さんは、いがらしさんの休筆宣言の後、一旦おつ
き合いが途絶える。超人気作家になったいがらしさんは、月に〆切り22
本、一日15時間以上描いていたそう。トイレと食事と寝る以外はすべて
漫画を描いている暮らし。多いときで月に120枚描いたと言う。心身の
限界がきたのだろう、あるとき突然2年間の休筆宣言をする。そして復
帰後の第一作が「ぼのぼの」なのだ。浮き沈みの多い漫画業界で変わら
ず漫画家と編集者として仕事をし続けてきた二人が、3年前、塩山さん
の著書「出版業界最底辺日記」をいがらしさんが偶然本屋で手にとった
ことがきっかけで、ふたたび出会う。
「こいつはえらいよ~」と塩山さん。「普通は売れっ子になって仕事
を減らすときは、弱小出版社の仕事を削るじゃない?そうじゃなくて、
メジャーなところもマイナーなところも全部いっぺんにやめちゃったん
だ。そんな奴はいない」。二人とも言葉と態度に飾ったところがない。
「僕は塩山さんが大好きなんです」といがらしさんが屈託なく言うのが
素敵だった。あの塩山さんが照れて返せないのも微笑ましかった。
南陀楼さんの質問に答えて、いがらしさんがこれから描いていきたい
作品のテーマを語ると、みんな聞き入っていた。それはほんとうに心か
ら読みたいと思わせるテーマだった。最後は漫画家生活30周年記念事業
の一つ、記念Tシャツプレゼント。いがらしさんと大ジャンケン大会。
わーわー盛上がり終了。ほんとうにいいトークだった。終わってからの
サインの列がこれまたすごかった。
いがらしみきおおさん、塩山芳明さん、南陀楼綾繁さん、楽しい時間
をありがとうございました。打ち上げに行く途中で「すごくおもしろか
ったです」といがらしさんに言うと、「用意していたネタ、もっとあっ
たんだけどな~」と笑う。プロ魂を感じました。
ご来場の皆様、東京や他県からもたくさん来ていただきました。
ほんとうにありがとうございました!
打ち上げはご出演者のほかに、東京から岡崎武志さん、貸本喫茶ちょ
うちょぼっこの福島さん、塩山さんの盟友、多田さん、山崎さん、いが
らしみきおオフィスのクマガイコウキさん(ぼのぼの劇場版2作目の監
督さん)、広島の財津さん、出版社S館のTさん、Book! Book! Sen
daiメンバーと一緒ににぎやかに焼き肉。ビールがおいしかったー。
写真=佐藤正実(Book! Book! Sendai 2009 メディア班)
文 =前野久美子(Book! Book! Sendai 2009 イベント班)
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