not major, but ... GOOD PUBLISHERS @book cafe 火星の庭
- 6月16日(木)〜7月4日(月) 11:00~19:00 火水定休
- 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F/電話022-716-5335
- http://kaseinoniwa.com/
編集グループSURE
「編集グループ〈SURE〉」は「街の律動をとらえる」(Scanning Urban Rhyme Editors)ことをめざして、京都から活動をはじめた集まりです。 楽しく、美しいと思えるものを手づくりすること、街を自分たちの足で歩くことから、この試みを育んでいきたいとわたしたちは思っています。文字を通しての表現にとどまらず、絵画や映像、あらゆる造形の領域に視野をひろげて、人と人とのつながりを紡いでいくことを心がけます。
- 『小沢信男さん、あなたはどうやって食ってきましたか』小沢信男・津野海太郎・黒川創/『ブックデザインの構想』平野甲賀・黒川創
- 『コーランを読んでみよう』山田慶兒・編集グループSURE/『たまたまこの世界に生まれて』鶴見俊輔/『京都学ことはじめ』森浩一
- 『ちいさな理想』鶴見俊輔/『アジアが生みだす世界像』鶴見俊輔・編/『ダンテは世界をどう描いたか』山田慶兒
- 『酒はなめるように飲め、酒はいかに飲まれたか』北沢恒彦・山田稔/『あたらしい人生』北沢街子/『おばけ灯台』奈浦なほ・文 きむらみほ・絵
龜鳴屋
どうみても売れなさそうな本を、一人コソコソこしらえている金沢の自営零細版元。それでもどうにか十年持ちました。野垂れ死にあり、消息不明あり、時流におきやられ、世間から忘れられた作家を一冊に仕立てるのが、当版元の本領かと。ネットなどの直販のみ。ちなみに、龜鳴屋はカメナクヤと読みます。
- 『伊藤茂次詩集 ないしょ』外村彰編/『馬込の家 —室生犀星断章—』伊藤人譽/『上司小劍コラム集』荒井真理亜編
- 『ひたむきな人々 —近代小説の情熱家たち—』田村修一他編/『したむきな人々 —近代小説の落伍者たち—』外村彰・荒島浩雅他篇
- 『外地の人々 —<外地>日本語文学選—』木村信一監修・外村彰編/『稚兒殺し 倉田啓明譎作集』
- 『人譽幻談 幻の猫』伊藤人譽/『續人譽幻談 水の底』伊藤人譽/『高祖保書簡集 井上多喜三郎宛』外村彰編
- 『念ふ鳥 詩人高祖保』外村彰/『失われた音楽』金澤攝/『桝野正博写真集 あめつちのしづかなる日』
書肆吉成
札幌で古本屋・小出版を営む創業5年目の書肆吉成(しょし・よしなり)。店主は山口昌男の影響で本好きに。古書業の利益分と持てる精力をすべて孤高の小冊子アフンルパル通信に注ぎ込む。詩人・吉増剛造が毎号の題字を揮毫し、クオリティーの高い詩とエッセーと写真で編まれ、芯のある出版物となっている。美しい冊子だ。
- 『アフンルパル通信』1〜11号/『アフンルパル通信ex』
kalas
人間の傍にいながらコントロールされないカラスの視点で、地方都市の様々な事柄を観察しています。小さな町で拾えるミクロな発見の中に、普遍的な気付きが見つからないだろうかとの思いで。一人の編集者が思いのままに綴っている冊子ですから、無理に客観を装わず、責任が持てる主観を大切にしています。
- 『kalas』1〜12号 創刊/2006年12月1日 季刊(3・6・9・12月)A5判・64頁 価格/1〜7号が32頁で300円(税込)、8〜12号が64頁400円(税込)
信陽堂編集室
信陽堂は本作りとその周辺を仕事とする小さな事務所です。屋号の「信陽堂」は、40年ほど前までこの地・千駄木で井上の祖父が営んでいた紙器製作所(紙の箱屋さん)の名前を引き継ぎました。リブロポート、メディアファクトリー、アノニマ・スタジオなどいくつかの出版社を経ていま、本作りとはつくづく手しごとの延長だと感じています。焚き火のまわりに集まって見聞きしてきたことを分かちあうような、鳥の声や風の音になぞらえて歌を紡ぐような本作りというその営みを、私たちはedit brico と名づけました。
- 『京都さくら探訪』ナカムラユキ/『Zuhre ズフラ』前川秀樹
りいぶる・とふん
りいぶる・とふん刊行の『ドノゴトンカ 』をナニ誌かと問わば“モダニズム逍遙誌”とでも言おう。タルホ、辻潤という近代〈モダン〉都市の逍遥者〈フラヌール〉を特集する。0号、0.5号と続いて創刊号はこれから。エッセイ集『いまそかりし昔』の著者もまた逍遥者だった。とふん刊行物を喩えれば、巷間に微醺を帯びて逍遥する彼等の足跡かもしれない。
- 『Donogo-o-Tonka 0号 ドノゴトンカ 創刊準備号』編集:扉野良人・郡淳一郎 書容設計:羽良多平吉 稲垣足穂拾遺 1 「竹林談」、ほか。
- 『Donogo-o-Tonka 0.5号 ドノゴトンカ 創刊前夜号』特集・辻潤遺墨 反重力の書法……山本精一×細馬宏通対談、ほか。
- 『LOVE IS 愛は』詩:永田助太郎 編集:扉野良人 書容設計:羽良多平吉
- 『いまそかりし昔』エッセイ:築添正生 編集:大月健,久保田一,築添明,扉野良人 装幀:林哲夫
ビレッジ・プレス
70年代から現在まで、独自の活動を続けているミュージシャンを中心とした人たちの生き方や精神を伝える本を作ってきました。これからも、自分がやりたいことを自分のやり方で続けている人たちの姿を伝えていきます。『雲遊天下』はその旗です。いくぶん小さい旗ですが。
- 『雲遊天下101』『雲遊天下102』『雲遊天下103』『雲遊天下104』『雲遊天下105』『雲遊天下106』
- 『ちんちくりん』『ニューヨークの半熟卵』友部正人/『歌旅日記アジア編』豊田勇造
- 『月の散歩』大塚まさじ/『西岡恭蔵&KURO詞選集』/『グッバイ・ザ・ディラン?』糸川燿史
- 『ベビベビベイビー』アズミ/『トワイライトフリークス』山田塊也/『ソウルブルース」文興植
- 『直す現場』百木一朗/『冥王星で』小野十三郎/『啓蒙かまぼこ新聞』中島らも