not major, but ... GOOD PUBLISHERS @ ジュンク堂仙台ロフト店

港の人

「港の人」という社名は、縁の深かった詩人、北村太郎さんの詩集から。海岸通りの静かな場所で、日々だいじにだいじに本を作っている、手にとってめくると、その様子が目に浮かんで、ことばがじわじわとあたたかくしみこみます。

  • 『珈琲とエクレアと詩人 スケッチ・北村太郎』橋口幸子
  • 『きのこ文学名作選』飯沢耕太郎 編
  • 『石都奇譚集 ストーンタウン・ストーリーズ』飯沢耕太郎

夏葉社

1万人、 10万人の読者のためにではなく、具体的なひとりの読者のために、(中略)いま生活をしている、都市の、海辺の、山間の、ひとりの読者が何度も読み返してくれるような本を作り続けていくことが、小社の目的です。こんなふうに言ってくれる出版社の本が、よい本じゃないわけがないのです。

  • 『レンブラントの帽子』バーナード・マラマッド
  • 『昔日の客』関口良雄
  • 『関口良雄さんを憶う』

羽鳥書店

2年前にできたばかりの、法律・美術・人文書が中心の出版社ですが、特に美術書がおすすめです。一冊一冊が、手にも目にもずっしり。

  • 『野兎の眼』松本典子
  • 『焚書 Word of Wonder』鴻池朋子
  • 『池田学画集1』池田学

西田書店

「行く先々に本があって人がいた」—たくさんの本を書き、たくさんの本を読み、たくさんのひとに出会った、作家・小沢信男の随想集。しみじみ読みたい、読書の道標。

  • 『本の立ち話』小沢信男

アルテスパブリッシング

「アルテス」とはラテン語で「技芸」「学芸」をあらわす言葉なのだそう。音楽を愛する出版社の、音楽だけにとどまらない、幅広いジャンルに向けて発信する本を。

  • 『もう一度村上春樹にご用心』内田樹
  • 『音楽のカルチュラル・スタディーズ』M.クレイトン+T.ハーバート+R.ミドルトン 編

フリースタイル

エンターテイメント・ポップカルチャー・パブリッシャー、その名は「フリースタイル」。コミックがメインと思いきや、文芸書も。平野甲賀デザイン、かっこいい!

  • 『フリースタイル』バックナンバー
  • 『都筑道夫の読ホリデイ』上下 都筑道夫
  • 『都筑道夫 ポケミス全解説』